宮沢賢治全集
とか、
南方熊楠全集
とか、
漱石全集
などなど・・・。
高度経済成長時代に発売されていた全集は、当時投機目的かというくらいやたらと値段が高い全集が飛ぶように売れていた時代だったようで、大事に大事に扱われていて、現在の買取の時に結構登場してきます。
でも、現在はスマホやPCで電子書籍を見る時代です。
お客さんが全集を買うことは少なくなりました。
買う人が少なく、品物がたくさんある場合、当時の定価が高い低いにかかわらず、販売価格は暴落します。
古本屋は、販売価格より高い値段でお客様から買い取ることはありませんので、現在の販売価格の何分の1の価格で買い取ることになります。
古本屋も人の子ですから、当時数十万で購入されてそれなりに思いのある品物を「いや~今これ売れないんで、100円なら買い取ります。」とは言いにくいので、丁重にお断りすることが多いようです。
あたくしも、全集類を買い取るときは、「かたづけないといけないから、もってって!」というとき以外、引き取ってきていない気がしてます。
私の場合、古物の市場でも全集は安く出回っていますから、主にそこで仕入れて販売してます。
市場で購入する場合、情け容赦ない金額で購入しますけどね。ww
でも、ホームページでも全集類の買取強化をうたっていますので、個人の買取の場合、できる限り勉強させてもらっているのが現状です。
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