故郷の熊本で地震が起きた。
親父が倒れたのを機に、数年前に菊池市の家を手放したので両親が被災することはなかったけど、24歳で上京するまで暮らしていた熊本。
友人には連絡がとれて、とりあえずはみんな無事の様子。
本当に良かった。
私の嫁さんは福島の出身で、先の震災の時も気が気でなかった。
ただ、土地勘があまりなかったので、「大変だな」という思いはあるのだけれども、それ以上のイメージがわかないので、テレビから映る報道でしか状況を把握することしかできなかった。
ただ、今回は違う。
テレビで映る報道で把握するのは前と変わらないのだけれども、(子供の頃みんなで遠足に行った)熊本城の石垣が崩れ、(免許取りたてで阿蘇にドライブに行ったときに通った)阿蘇大橋が落ちたりと、( )の思い出の部分がついてくる。
そして、自宅にいるのが不安で自宅の近くの公園に避難しているという話を友人から聞くと、
何もできないもどかしさから胸が締め付けられる。
「今、自分が何ができるか。」
考えても答えが出るわけではないのだけれども、考えずにはいられない。
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