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2015年12月15日火曜日

今年もあと2週間

「今年もあと2週間で終わりだな…。」なんて、世間の皆様は思われているかもしれませんが、

わたしは、「今月、このままじゃ売り上げがたらん!!」と、ひ~ひ~言っております。

子供たちはクリスマスにサンタに何を頼むか、年末のおばあちゃんの家に行く時の荷物や服は何にするか、子供同士で話し合っている様子。

毎年我が家は、私の実家の福岡で正月を迎えます。

家族5人で新幹線や飛行機に乗る予算はないので、車で移動です。

1000キロくらいの移動だから、若いころは九州まで一気に行ってたけど、最近は途中で一泊。

理由は簡単「お父さんおしっこ!」がかなりあるので、なかなかつかない。

最近は格安ホテルが結構あって、5人朝食付きの宿泊で2万円いかない。

ガソリン代、高速代、宿泊代を足しても飛行機二人分より安いくらい。

12月に入ってすぐに予約したから、宿の心配はなし。

車検も終わって、足もOK。

後は、先立つものが足りません!!

「今月、このままじゃ売り上げがたらん!!」

年末まではひ~ひ~言ってます。

追伸

最近はこんなのも売ってます。



藤 純子主演 関東緋桜一家 のポスター
3時のあなたで「犯人さん出てらっしゃい・・・。」とおっしゃったのが忘れられません。

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2015年11月30日月曜日

もうすぐ師走!!

あっという間の一年間。

古本屋として独立し、人生の中でも重要な一年だったのでしょうが、あっという間に駆け抜けたような気がしております。

神奈川・東京・千葉・栃木 本を求めて市場を巡り、お客様から買取の依頼があれば早朝から夜間までお伺いさせていただきました。

経験のない私が、百戦錬磨の古本屋と同じ土俵に上がるには、フットワークと数量をこなすしか方法はありません。

馬車馬のように働くところを見て、諸先輩方は「頑張ってるね。」と言ってくださいますが、自分としてはまだ全然です。

とはいえ、古本屋としてやっていけるのではと、かすかな自信を持ち始めているのもまた事実。

自信が確信に変わるよう、来月も泥臭くやっていきます。


2015年11月6日金曜日

ステキの国からやって来たリトル・プリンセス


そんなキャッチフレーズだったけか…。

岡田有希子写真集 DX近代映画 昭和59年8月15日発行

当時14歳 中2だから、まだ尾崎豊は聞いてなかったと思う。

カルチャークラブとかプリンスとか聞いてたっけな…。


2015年11月2日月曜日

今日も市場へ・・・。

久しぶりの強い雨の中、今日も市場へ向かう。

本日は、組合の中間決算報告会がある都合で、開札は11時30分から。

そのせいもあってか荷物は少なめ。

「あまり荷物がないね~」という周りの声もあったが、あたしが入札するのは、決まって皆さんと競合しないところなので、今回もしこたま落札することができた。

とっととネット上に出品して売りまくらないと、仕入資金が続かなそうです…。

そういえばヤフオクの出品マスターランクで初めてランクが付いた。

ヤフオク! 2015年11月度 出品マスター ゴールド

何かいいことあるのか調べてみたら、大したメリットはなさそう。

継続できればいいんですけどね・・・・・。



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2015年10月31日土曜日

2か月か・・・。

どもども。

2か月ほどほったらかしにしておりました。香博堂です。

この2か月で古本屋として成長できているかよくわかりませんが、

仕入に関しては以前より多少自信が持てるようになってきています。

ま、狭いジャンルの中での話ですがね…。

仕入の回数も増えてきてます。

先週は栃木の市場、今週は千葉の市場に遠征。

その間に東京の市場と神奈川の市場にも顔を出しております。

そのおかげで、地方の古本屋さん、独立する前に本やブログで読んだ古本屋さんとお近づきになったりしてます。

明日から11月。

来月はどんな人と話ができるか。たのしみですね~。


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2015年8月29日土曜日

雑誌が元気だったころ。

雑誌が元気だったころの品物が入ったので、オークションに大量出品してみた。


 フライデー 創刊号~95号まで 火曜日夜終了分


 写楽 創刊号~最終号まで69冊ぬけなし 日曜日夜終了分


フォーカス 創刊号~249号までぬけなし 火曜日夜終了分


エンマ Emma 創刊号~最終号まで63冊ぬけなし 日曜日夜終了分

その他にも、雑誌 ニュートン 雑誌 メカニックマガジン 昔のエラリイクイーンマガジン 昔のハヤカワミステリーマガジン などなど。

300キロ台車満載で乗り切らない量の物を出品。

すぐに売れていくとは思うのだけれども、同じ量を梱包して送ると思うと、ちょっと引く・・・。

ただ、全部送ってしまった後の「やった!!全部なくなった!」感はハンパないのです。



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2015年8月16日日曜日

出荷はお休み中。

お盆の最中に付、出荷はお休み中。

なんのことはない。カミさんが実家に里帰り中なので、出荷もお休み。

自分と言えば、お盆時期で神田の市場も休会中で、とくに出かける用事もなし。

買取依頼の電話もあるにはあるのだが、休み明けのお約束。

こんなことなら、サマソニでベビーメタル見に行けばよかったと少し後悔中。

結局はパソコンの前でヤフオク出品の品物をコツコツ入力していたりする。

今日は買取のお話を少ししてみたい。

古本屋として独立してそんなに経験のない私ですが、おかげさまで買取の話もぼちぼちいただいていたりする。

そのほとんどのお客様が、「資産を売却したい。」というよりも、「おいておけないので持って行ってほしい。」との理由でお声をかけていただいているような気がする。

そして、ほとんどのお客様は、「買取れるのだけ選んでもらって査定してくださいね。」と言われる。

普通の古本屋さんは、その中から自分の書店にあうもの、市場で売れそうなものを選んで買取をして、「他は買取れません。」と言って戻ってくるらしい。

たぶんこの動き方が普通の行為であって、正解なのだと思う。

でも自分の場合はちょっと様子がちがう。

自分が住んでいるところだけかもしれないが、最近紙屋さん(ちり紙交換)がいない。

これは、地域のリサイクル活動が徹底してきていて、紙・段ボールはもちろんの事、ペットボトルや空き缶、ビニールゴミなどの資源関係ごみを分別回収して、自治体が資源ごみの代金を地域に還元しているのが理由の一つだと思う。

個別にちり紙交換を頼む人がいなくなっちゃったのね。

違う言い方をすれば、好きな時に家の目の前まで処分したい本を取りに来てくれる人がいなくなっちゃったわけだ。

仮に、本の査定買取をして、いる物だけ持ち帰っていらないものを置いたままにしておくと、お客様は、2週間に一度の資源ごみの日にあわせてその本を出さなきゃいけないし、その日まで、玄関や部屋の一角で山にしておかなきゃいけない。

すっきりしないと思うのです。

自分の場合は、面倒なことは極力1回で終わらせてあげたいので、出来る限り、査定できなかったものや、本を入れていた袋や段ボールも持ち帰っていたりしています。

お客様の多少なりともお役に立てているような気がするから。

ただ、商行為としてこれが正しい行動なのかはまた別なのですがね・・・。

今のところは支障ないので、お客様の希望に添える古本屋を目指しております。ハイ。



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2015年8月10日月曜日

おとうさん。つれてって。

「なんとなくすごしやすいな。」

そんな風に感じる日曜日、パソコンの前で仕事をしてると我が家の娘がやってきて、

「おとうさん。どっか行きたい!」

考えてみたら、夏休みに入ってはや2週間。どこにも連れて行っていない。

「よし。どこかに連れて行ってやるか。」

思い立ったら吉日で、

「仕事をキリのいいところで終わらせるから、子供たちでどこに行くかきめなさい。」

あたしがそう言うと、我が家の幼稚園・小4・小5の3人の子供たちは寝室でどこに行くか会議を開始。

私はというと、とりあえず結論が出るまで普段の仕事をつづけてた。

今日は日曜で市場もやっていないし、買取の依頼もない。

発送業務も日曜なので特になし。

いそがしいのは、オークションの出品期間が終わる今日の夜から。

「子どもの行きたいとこ連れて行ってやろう。」

そう思って仕事をつづけていたら、子供代表で一番上の子がやって来た。

「どこ行くか決まった?」

「うん。決まった。」

「どこに行きたいの?」

「う~んとね。ブックオフに行きたい。」

家がこんなに本であふれているのに、よりによって古本屋にいきたいのだそうな。

親の影響かしら・・・・・。


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2015年8月7日金曜日

暑いし重いし

最近ブログがおろそかに・・・。

「いつもパソコンの前に座ってるんだから、ちょっとぐらい書けばいいのに・・。」と嫁。

なにも言い返せない。

というわけで、幾日ぶりかの更新。

最近は相変わらず、仕入と出品に追われております。

今日は神田の市場で仕入。

「う~ん。品物が少ない。」が、最初の感想。

それでも、なんとなく期待できそうなものを見つけて入札。

気合い入れて金額入れてないから、ことごとく撃沈。

結果、何しに来たんだかわからない状態。

「何かひとつだけでも。」と入札した分が1つ落ちていて、ホット一息。

それがこれ

週刊誌のやま。

後で数えてみたら、週刊誌が約160冊位。

運搬時には、まるで「木材」を運んでいるような重さでした。

写真は、「月刊プレイボーイ」の創刊号~100号ちょっとまで欠け無しの状態を撮影。

たぶん、すぐ売れていくとは思うのだけれど、売れた後には発送業務が待っている。

腰が悪いから気を付けないと。

「プレイボーイで腰をいためた。」と言っても、古本屋以外は笑ってくれない・・・・。




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2015年7月29日水曜日

君たちの休み先を決めなきゃね・・・。

先日市場で段ボール5箱分の出品があった。

段ボールでの出品の場合、細かい物が入っていることが多いのだけれども、お客様から買取してきたものの仕分けが面倒で、そのまま「ドバッ!」っと市場に出品されることも少なくない。

市場で仕入れる側は、そのめんどくささと売り上げを天秤にかけて、儲かりそうなら仕入れるわけだ。

古本屋はよっぽど利益が出ると踏まなければ「めんどくさい事。」はほとんどやんない。

時間がもったいないからだ。

本に関しては、ある程度の知識を持っているが、専門以外の分野となるとやはり知識は少なくなる。

ただ、売るという行為は本であろうがなんであろうが同じなので、いい加減な説明で売ることは難しい。

「ジャンク品」とか「ひと箱まとめて」とかでくくらないと難しいだろう。

1つ1つ利益をもとめて販売するには、それなりの調査が必要になり、かつ、時間もかかってしまうから、それなら知識を持っている本を売った方が作業に伴った利益が出る。

だから、古本屋は時間がかかりそうな事には手を出さない。

ま、当然の事でしょう。

ただ、この段ボールの中をまさぐっていると、懐かしい物がごろごろ出てくる。

その懐かしい物も、だれも入札がなければ産業廃棄物として処分されていくことに・・・。

そして、悪い癖発動!!

案の定、入札1名。

車にむりやり詰め込み、持ち帰ったらかみさんに「じゃま!!」と言われ、子供たちは「おもちゃだ!」と色めき立つが、「売り物だ!」というとテンションだださがりで「つまんない」と一言。

はやいとここの荷物の行先を決めてあげないと、私自身が家族から「めんどくさい。」と言われるのに時間はかからない事でしょう。


ま~、すでにそう思われていても不思議ではないんですがね・・・。

だって、古本屋ですから・・・。



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2015年7月27日月曜日

案外忙しい月曜日


最近の月曜日の流れは、

朝 神奈川古書組合にて置き入札。入札するものがあれば入札するのだが、どちらかというと出品しているものに札が入っているのかが気になる。今日は3山出品。3ッつとも札が入っていてホッと一息。

それから東京神田の東京古書組合の中央市に移動、入札。

昼過ぎから開封。品物の量にもよるのだが、大体17時近くまで開封作業。

品物が落札出来たら、荷物をまとめて神奈川古書組合にとんぼ返り。

18時位に到着。到着したら、朝入札して落札した荷物を車に積み込み、出品していた商品がいくらになったか確認。

あと、組合のロッカーに入っているオークションの落札商品を積み込んで帰宅。

それから、パソコンに向かって仕事を始めるのだが、ヤフオクの出品を日曜日終了に合わせていることもあり、月曜日はお客様とメールのやり取りにおわれまくる。

連絡が終わって、発送準備を終わらせたときにはもうぐったり。

「出品作業をやらないと。」と思うのだけれども、気持ちがついて行かず、そのまま就寝。

車の荷物も降ろさずに翌日へ…。

こんな感じ。

古本屋も案外いそがしいのです。

もう23時過ぎてしまった。

なにか忘れてるなとおもったら、晩メシ食べてない・・・。

・・・・・・・まいっか、寝よzzz。


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2015年7月17日金曜日

買取りも販売も全速力。

蒸しますね~。
変な汗が止まらない香博堂オンラインです。
本日は、いつも私のブログを見てくださっている方からご連絡をいただきまして、古書市場での仕入れの後、食事も忘れてダッシュでお客様のところに買取にうかがわせていただきました。
ご自宅と倉庫に品物を保管されているとの事で、すべての査定が終わったのが19時すぎとなってしまいました。
私の車では一回で運搬するのは難しい数量となってしまい、詰めるだけの荷物を車に乗せて、残りは来週の引き取りとさせていただき、急ぎ古書会館にトンボ返り。
とりあえず車に乗せた分は組合に降ろすことができ、ほっと一息。
写真は今日の仕入れの一部の写真。
DSC_0169
この本が・・・・・
















DSC_0171
 こんなに!
そりゃ乗用車じゃつらいわな・・・。 

気がつくと時間は22時前。

家では発送準備と出品作業が待っている・・・。

・・・・・・・・・・が・頑張ります!!毎日全力です。だと思います。・・・

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2015年7月9日木曜日

郵便局の皆様、毎日ご苦労様です。

と最近よく思う。

特に最近、神奈川でも雨が良く降る。そりゃそうだ、梅雨だもの。

しかし、雨だからと言って発送をとめるわけにもいかない。

古本屋がオークションサイトなどで商品を販売した場合は、お客様に前払いいただいていることが多いので、素早い発送が求められている。(と思っている。)

なので、ネット専業の古本屋である私も、毎日そこそこの量を郵便局から発送しております。

日曜日を除いて、量の多少に関係なく毎日集荷に来てもらって、かつ、この2年間で紛失などの事故は一度もなし。

特に、郵便局の場合、ゆうパックなどを除くハガキ・封筒・冊子小包の送料が全国一律料金。

隣町に送っても、北海道・九州・沖縄・父島・母島に至るまで、国内であれば金額は同じ。

うちの古本屋は郵便局なしでの営業は考えられず、ホント、郵便局員の皆様には感謝感謝です。

そんな郵便局。

今度、親会社の日本郵政が傘下のゆうちょ銀行とかんぽ生命とともに上場します。

上場すれば、利益の確保を株主に約束しなければいけないのは当然の事ですので、

傘下の日本郵便もまた利益の確保に動くことが予想できます。

今現在の日本郵便の状況は、3月決算で、経常利益・純利益ともにかなり前期比を下回っています。

上場に向けて、送料の値上げが現実味を帯びているように感じているのはわたしだけでしょうか・・・。

送料の値上げが、売り上げに影響するのかなと少し心配していた私ですが、

「社長の格言」というサイトに、こんな格言がのってたので、最後にご紹介しておきます。

値下げしてつぶれる会社はたくさんあるが
値上げしてつぶれる会社はない。
なぜならば、値上げできる状況にならないと
値上げは実行されることがないから。
やってみると客筋がよくなるし
従業員の質も自然と上がる。
最初は客数が減っても単価が上がって
同じくらいの売上になり
数ヵ月後には元の客数になって
単価が上がった分だけ利益が増すはずだ。
しかも客と従業員のクオリティがあがるという
おまけまでついてくる。

この格言を見たときは「なるほど」と思いましたね。

送料が少しくらい上がっても、「あのお店で買えばまちがいないし、品物がすぐ届く。」と言っていただけるよう頑張らなければと、右手のコブシにグッと力を籠め、気合を入れなおした44歳でございます。

郵便局員の皆様、これからもよろしくお願いします。



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2015年7月7日火曜日

最近のお仕事

最近「勉強だ!」とおもい、いろいろなジャンルに手を出してしまっているが、

市場に行って、「よっしゃこれだ!」と仕入れたものが、最終的にジャンルがバラバラ。


こんな古いドラマの台本といっしょに、


昔の平凡についてきた付録の歌本があったり、

東洋文庫みたいな、普通の古本も扱ってたりする。

私はどこに向かっているのだろう・・・・・。

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2015年6月28日日曜日

山の中にお宝が…。

古書市場で仕入をしていると、なんだかわからない、いろいろまじった品物が入った段ボールなんかが売りに出されていることがあって、その中にお宝がまじってたりすることがあります。

先日の市でも、よくわからない雑誌の中にこれがまじっておりました。


ま~、普通の古くからの古本屋さんにとっては意味もない物でしょうが、私的には「おっ!」となるものです。

同じ未来少年コナン設定書で「キャラクター設定書」があるのですが、それとセットであればよかったのですが、今回はメカニック設定書のみ。

それでも、十分楽しめております。

「未来少年コナン」が放映されていたのが1978年。

約40年前の作品にもかかわらず、作品に出てくる船や飛行機に時代を感じさせないところは、さすがに宮崎駿様です。





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そしてまた

仕入するつもりはなかったのだが、前回のブログに続いてまたベータテープを入荷。

大魔神


カッパの三平

いままで、ビデオテープ自体あつかっていなかったのだけれども、なぜか続々入荷しております。

ベータのデッキ、買ってみようかな・・・・。



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2015年6月21日日曜日

こんなこともあります。

市場で山になっている中で発見。


尾崎豊の「ライブコア・イン・東京ドーム」

「これ見てなかったな~」と思い、仕入れて持ち帰り、ケースを開けると、

「ん・・・・・?」

「ベータだ・・・。」

我が家にベータのデッキはありません。

「ねぇ もしかしたら俺の方が正しいのかもしれないだろう」

尾崎豊「核」のなかのワンフレーズが頭に浮かんだが、間違いなくベータ。

せっかく手に入れたけど、手放すしかないようだ。

世の中にはこれがほしい人が必ずいるはず。

そんな人のもとに行くことを願いつつ、今日も出品作業を行っております。

「また逢う日まで」

それは尾崎紀世彦じゃ~ん!!

・・・・・・・・・・おあとがよろしいようで・・・・・。


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2015年6月20日土曜日

お疲れ気味です。

なかなかうまいこと時間が使えていないのか、効率良い仕事ができていない。

効率よく仕事ができないと、古本屋としては致命傷。

いくらいい本を仕入れても、出品しないと売れない。

自分のように、ネット専業の場合だと、ネット上の媒体、アマゾンや、ヤフオク、自分のホームページにガンガン出品しないと、売れないのです。(あたりまえですが・・・。)

そして、この出品作業が効率よくできていません。

かといって、手を抜いて数をこなしても、お客様には不親切にうつってしまう事でしょう。

ちょうどいい感じに手を抜いて、お客様にも程よい説明ができて、かつ数がこなせるようになるのが、最近のテーマです。


さて、話は変わりますが、最近は神奈川の古書組合(市場)だけではなく、東京の市場にも足をのばしております。

その市場の棚の上で懐かしい笑顔が、



風見しんご・・・・

ではなく、岡田有希子さん。

あんな事がなければ、


キョンキョンや

菊池桃子さんみたいに、活躍されていたことでしょう。

あと、

井森さんの顔がパンパンで笑えました。


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2015年6月10日水曜日

久しぶりの更新です。

ここ数日古書店の作業が忙しく、パソコンの前で商品の登録に忙殺されていた香博堂です。

かといって暇になったわけではないのですが、ネット古書店の宿命でもある「商品の登録」ばかりやっていると、皆様も御経験があると思いますが、集中が途切れた時に、「イ~~~Wooooぐ~~!!」と訳の分からない言葉を発してしまいますので、気を落ち着かせる意味合いも込めての、ブログの更新でございます。

さて、話は変わりますが、この本覚えてますか。


イーニッド・ブライトン作 「冒険シリーズ」

いまいち、ぴんときませんかね。

では、こちらではどうでしょう。

この本の模様で「あ~」ときた人もいるのではないでしょうか。

こちらの書籍。一般の書店では販売しておりませんでした。

「ポピー」って覚えてます?
通信教育の教材ですが、その教材を扱っていた会社「新学社」が、
昭和年代に、学校で先生や生徒に販売していた、今の新書サイズの書籍で「新学社文庫」といわれてます。

全国の学校で販売されていたので、発行部数もかなりあり、古本としての価値はあまりない物の方が多いのですが、

中には、この「新学社文庫」のみで発売されているものがあり、その本に関しては、オークションなどで、そこそこの価格で取引されています。

上の写真のイーニッド・ブライトン作 「冒険シリーズ」などがまさにそうです。

皆様。押し入れの奥にしまった教科書といっしょに、このようなめずらしい本が埋もれているかもしれません。

もし発見した時は、昔を懐かしみながら、一読するのもいいと思いますよ。


「じゃ、上の写真の本はおまえが読んだ本か?」という事になりますが、

実はこの本、横浜の方の某ブックOフの108円棚に、一列まるまる新学社文庫の本が並んでおりました。

心の中で、「イ~~~Wooooぐ~~!!」と興奮しながら、一列まるまる書籍をかごに入れて、何事もなくレジに向かったのは言うまでもありません。(笑)

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2015年5月28日木曜日

個人的な思い出を一つ

少し前に手に入った写真集がある。


ちょっと光って見えにくのですが「尾崎豊 十代の真実」

93年6月発行という事は、彼が亡くなって1年後に出された写真集になる。

尾崎とは、それからさかのぼる事約10年。「街の風景」を初めて聞いた時からのつきあいになる。

当時、中高生の気持ちを代弁している歌詞に共感したのは僕だけではないでしょう。

ファンだったけど、ライブで直接本人を見たのは1回だけ。

この写真集見ているうちに、その1回の事を思い出していた。

僕は上京するまで熊本に住んでいた。

その熊本で、僕が高校2年か3年の時に、阿蘇山のふもとで、今の野外フェスのはしりともいえる大規模の野外ライブ「BEAT CHILD」が開催された。

集まった観客8万人。(笑)それもそのはず。

参加した主なアーティストは、THE BLUE HEARTS・RED WARRIORS ・HOUND DOG・THE STREET SLIDERS・佐野元春・渡辺美里・BOØWY・etc・・・。

その中に尾崎豊も名を連ねていた。

最近このライブの映画が上映されたのだが、その中では、土砂降りの雨の中、雨に負けない観客の様子が撮影されていた。

しかし、それはあくまでステージに近いお客さんのみ。

ほとんどのお客さんは、野外の急斜面の中、上空から降る激しい雨と斜面の上部から流れてくる泥水に座ることもできずに、ただ立ち尽くしながら震えている地獄のような状況が、あちらこちらで見られ、これだけ豪華なアーティストが出ているにも関わらず、とくに目的以外のアーティストの出番のときは、ただ立ちつくし、時間が過ぎるのを待っているような感じだった。

うすい記憶ではあるが、途中のレッドウォーリアーズと最後の佐野元春以外、ず~っと雨、しかも豪雨だったような気がする。

もちろん尾崎の出番のときも土砂降り。

いっしょに行った友達の多くは、BOØWYを見に来た人ばかり。

尾崎のファンは自分だけ。

だから、自分の周りでこぶしを振り上げているのは数える程度。

そんな中でも「おざき~!」と絶叫してると、周りに人が集まってきて、自分の周りでちょっとした盛り上がりができたのがうれしかった。

今でも彼がタンクトップとジーパンで、びしょ濡れになりながら歌っているのが忘れられない。

それから数年後、護国寺でお別れするとき、「一生忘れません。」と約束したことは、今もちゃんと守っています。


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2015年5月27日水曜日

少し前の写真集。

最近の仕入れで、1冊の写真集がまじってた。

それがこれ。


故 可愛かずみさんの写真集 「かわいい、カニ座の女の子。」

昭和のアイドル全開のネーミング。(笑)

ウィキによると1964年生まれという事で、私より少し年上。

デビュー当時に、にっかつロマンポルノに出てた事はなんとなく知っていたと思うのだが、

どちらかというと晩年の「バラエティーにも出てる実力派のお姉さん的な女優さん」みたいなイメージが強い。

残念ながら自ら命を絶つことになってしまったのが、1997年。

大ファンというわけではなかったのだが、好きな女優さんだっただけにそこそこショックだったのは覚えている。

それから20年の月日が流れても、彼女の写真集は大人気。

きっと、思い出の中で、彼女が生き続けている人がたくさんおられる証拠なのでしょう。

このように少し前の写真集となると、簡単に書店に並んでいる事はなかなかありませんので、

苦労して探し求めたお客様から感謝のお言葉をいただくことがよくあります。

この点は、古本屋冥利に尽きるというところではございますが、

お客様の手にお届けする前に、だれよりも私が思い出に浸っておることが多々ございます。

そこらへんは、お客様にはナイショです。


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2015年5月21日木曜日

今は昔

仕入れた古本を検品する際に、いつごろ発行したものかを確認するのは、商品を販売するときのセールスになるので怠ってはいけないところ。

そして、内容を確認して、「OO年前はこうだったんだ~」と、一人で感心することが、この商売多々あります。

最近もこんなことが・・・・・。

検品していた商品はこれ、

少年隊 91年ツアーパンフ

少年隊がデビューしたのが1985年

その翌年の1986年から2008年まで続いたツアー「PLAYZONE」の91年のパンフレット。

少年隊だけではなく、ジャニーズの若手やゲストを招いた、ミュージカルといったほうがいいのでしょうか。

2009年以降は事務所の後輩が受け継いで、「PLAYZONE」は継続しているとのこと。

91年といえば、今から24年前。

私は何をしていたっけか?

間違いなく、古本屋になるとは思っていなかった。(笑)

24年前と今との違い。


ニッキの髪の密度(ファンの方ゴメンなさい。)

そして、


TOKIOに長瀬君がいない。

長瀬君がTOKIOに正式に加入するのは1994年

それまでは、小島啓さんがメインボーカル兼リードギターだったとのこと。

正直、これを見て調べるまでは自分も知りませんでした。(あまり興味なかったし・・・。)

しかしながら、変わらないことがあります。

それは、「少年隊もTOKIOも今も第一線で活躍している事」ではないでしょうか。

芸能界のことはよくわかりませんが、ニーズがないと消えて行ってしまう世界だということは外から見ていてもよくわかります。

大変な努力をして、今の活躍があるのだろうと、勝手に思ってしまう次第です。

特に、城島さんと自分は同い年。

「俺もがんばろ・・・。」

そう思いながら、検品を続けております。




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2015年5月20日水曜日

ここ最近の業務

ココ何日か本の検品、登録に追われている。

先日の古書組合の市場で、「ま、これも一応入れておこう。あっ、これも保険で入れておこう。」と、調子に乗って入札したものがことごとく落札。

「買いすぎた~。」とぼやいていると、「買いすぎて悩むなんて、古本屋さんになってきたね。」と、諸先輩の皆様に声をかけていただき、やばいなと思いつつも、顔はにやけていたりする。

金曜日の市場で購入した荷物を車から降ろしていなかったという致命的なミスを犯してしまい、
積み込み前から半分は埋まっている状態。

取り合えず、乗せられるものを乗せてしまい、のらない荷物は組合のロッカーに放り込んで帰宅の途へ。

道中、急発進の度に「ガサガサ」と荷物が崩れ、ブレーキの度に座席の背もたれに何かぶつかってくる。

そして家の駐車場について、荷台を開けたのがこの状態。


車のサスペンションは沈みきっており、チョロQみたいになっている。

問題は、この荷物を何とかしないと、お客様のところに買取にもいけないし、新たに市場での購入もできないのです。

こころを無にして、面白い本があってても、黙々と仕事をこなすマシーンとなれば、仕事も売り上げもガンガン上がるとは思うのだけれども、そうは問屋が卸さない。

自分の場合、仕入に関しては、自分が興味があって、売れそうと思うものを仕入れている。

言い換えれば、大量の面白そうな書籍が目の前にあるのだから、読まないわけながない。

しかし、読んでしまうとこの荷物がなくならない。

「読みたい本が目の前にあるのに、読めない。読めるのに、読まない。」

M男の気持ちはわからんが、こんな感じなのかもしれません・・・・・・。



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2015年5月14日木曜日

こんなパターンもあります。

こんなパターンもあります。
アニメージュ増刊  ロマンアルバム11 さらば宇宙戦艦ヤマト

昭和53年9月発行で今から35~6年前のアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の雑誌

実はこの雑誌、開いていくと古本屋的にはうれしくなる展開が訪れる。

表紙をめくると、1ページ目ブロマイド

 「ふむふむ・・」

2ページ目、ブロマイド。


 「土方艦長しぶいな~。ふむふむ」

3ページ目、シールセット。


「結構、こってんるな~。おっ、全部そろってる。よしよし」

そして問題の4ページ目、シールセットからの~





















「ジュリ~~!!」(笑)

今も昔も沢田研二は大人気。

オークションでもジュリーの商品は高額で取引されています。

この本は、そんなに珍しい物ではありませんので、高額になる事はありませんが、

それでも、古本屋さんはジュリーに出会うとにやけてしまいます。(一部の人ですが・・・)

願わくば、今の「嵐」の人気が30年続いてくれて、30年後に、寺内貫太郎に出ていた樹木希林のごとく、「あ~ら~し~」と言っている古本屋のじじいになりたいと思っております。


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2015年5月13日水曜日

最近のテレビ

今日は、本とは全く関係ない話を一つ。

僕の家では、僕がパソコンで向かって仕事をしていることが多いので、

テレビのチャンネルに関しては、うちのかみさんがおさえていることが多い。

そして、いまさらながら「韓流ドラマ」が良く流れている。

最初のころは、「そんなドラマどこが面白いんだろう?」と思っていたが、

韓流スターの皆様のタレント本もいろいろ発売されており、「勉強」のつもりで見ていたのだが、

何のことはない、自分も一度見始めるとその先が気になって、ドラマによっては結局はまってしまう始末。

「そんな事ね~だろ!」とか「ありえね~!」とかつっこみながらはまっていくのである。

日本のドラマの場合、そんなに「ありえね~」とかつっこみながら展開していくドラマは少ない。

恐らくフィクションでありながらもリアリティーを追及するのが日本のドラマの作り方で、

1クール11~12話で終わる物語では、現実離れの物語はどうしても強引な展開になってしまい、物語に入っていけなくなってしまうからなのではないだろうか。

昔、吉田栄作主演のドラマ「もう誰も愛さない」では、さんざんつっこんだ覚えはあるが(笑)、「ジェットコースタードラマ」と揶揄されたのも、結局は強引な展開になってしまったからにほかならないのでしょう。

一方韓流ドラマの場合、現実離れの展開はあるにしても、1本のドラマが12回で終わることはあまりないようだ。(視聴率が最悪の場合を除けば。)

今、かみさんが見ているドラマも全81話でオリジナルは全122回。

現実離れな展開になっても、回数を重ねると何とかなるんです。これが。

だから、おもしろいんだろうな~と思ってしまう次第。


最近の「嫌韓」の雰囲気で、韓流の放送が減ったなんて声が聞こえますが、そんなことはないようだ。

今日の時点で、視聴可能な放送がこれだけある。韓国ドラマ放送最新情報

我が家のチャンネルは、今しばらく韓流スターの皆様でにぎわいそうです。

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2015年5月12日火曜日

勉強の日々

昨日は、僕が所属する神奈川県古書組合の市場、良書市が開催された。

通常、神奈川県古書組合では週に2回のペースで市場を開催していて、

良書市はその中でも良品が集まる市となっており、月1回のペースで開催されている。

当然単価も通常よりは高くなり、品物も普段より集まる。

ここで、そもそも「市場とはなんぞや?」という方に簡単な説明を(ざっくりですが)。

古書組合とは、神奈川県の古本屋さんの集まりです。簡単に言うと。

神奈川県古書籍商業協同組合の場合、百数十の古本屋さんの集まりで、横浜市神奈川区に組合の会館がある。

その会館で週に2回行われている「交換会」を、市場と呼んでます。

一言で古本屋と言ってもいろいろ。

実際に店舗を構えている方がいれば、僕のようにネット専業の古本屋もいる。

店舗を構えていても、床面積が大きいところもあれば、小さいところも。

マンガや最近の単行本をたくさん並べているところもあれば、文学物たくさん扱っていて年代も昭和やその前の物を扱ってるお店もあったりする。

たとえば、僕のように小さなネット専業の店舗のところに大量の買取の依頼があったらどうします。

事務所兼自宅に置けるようなスペースはもうない。

そのたびに倉庫を借りるのもありだろうが、毎回そんな事やってらんないでしょ。

倉庫に入んなきゃまた倉庫を借りないといけないし。

そんな時に、僕たちは、余剰の品物は古書市場の交換会に出品するのです。

最近の本が強いお店に、明治大正の本があってもさばくのに時間がかかる。

古書市場に出品すれば、明治大正の本が得意なお店が買い取ってくれるわけです。

余剰の物を出品して、ほしい物を仕入れる。

これが「交換会」市場の仕組みです。(ざっくりですが・・・。)

僕の場合、古本屋を初めて日が浅いという事もあり、お客様からの買取がまだまだ弱い。

そうなるとこの市場からの仕入が重要になってくる。

でもよく考えてみて。

お客様から買取ったもので、簡単に自分で売れて、高額になる物を市場に出すでしょうか?

そんなお人よしの古本屋さんはまずいません。(笑)

自分のところでは、売りずらい・売れない・量が多い・こまごまして面倒・・・などの品物が市場に出るのです。

僕は市場で仕入れる場合は、こまごまして面倒であろうものを好んで仕入れている。

理由は2つ。

面倒くさそうなものだとライバルが少ない。(笑)

もう1つは、こまごま入っていると各々調べることになるから、多少時間はかかるけど知識の積み重ねに役立つ(と勝手に思っている)から。

昨日の市場でも、あまり他の人が手を付けていない同人誌にチャレンジしてみた。

自慢じゃないが、一回も読んだこともない分野。

持ち帰り、かみさんに「いや~、同人誌買ってきたんだけど全然わからん分野だわ。」と話すと、
ちらっと見て、「あ~ やおい だね。」とのお言葉。

「やおい」なんて、聞いたことのない単語。

矢追純一なら知っているが、当然違う意味だろう。

「あ~。そうそう。やおい」なんて話しながら、ウィキペディアで調べ始めたのは、言うまでもない。

毎日が勉強です。

私の望みはもっとずっと高いわ!その為には例えどんなことだってするわ! By オスカル

ブログの内容と画像は一切関係ございません。(笑)


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2015年5月10日日曜日

本日の業務

最近ブログの更新をさぼっていましたが、

特に理由もなく、毎日コツコツ出品を行っております。

市場での購入をなるべく余剰が出ないようにして在庫の整理に努めているので、

部屋の中の在庫がだいぶ整理できてきた。

残念ながら、品物がバンバン売れてものがなくなったわけではない。

未入力だったものを入力して整理されていっただけの事。

整理されて、品物が部屋に入りきらなくなったら倉庫の契約を考えねば・・・。

今回、未入力分の中にこんなものを見つけた。

 ブラザー編み機の取説。昭和42年発行

半自動であみものをしてくれる優れものの機械。

ここらの、40年台のものは意外と人気がある。

さすがにこの編み機のカタログは販売したことはないのだが、

これくらいの年代の自動車のカタログや、模型のカタログなどは意外と人気。

レトロ感がたまんなかったり、古き良き時代を思い出したりということなのだろう。

この取説も開いていくと、こんな人形写真が何体か出てくる。


これが意外とかわいい。

最近の人形の雑誌で人気のある本があるのだが、意外と通じる所があるのかも。
この時代のものは、ものすごく古いというわけではないので、保管している状況によっては

意外と残っていたりするのですが、案外簡単に捨てられてしまいます。

古本屋としては、「こんなの売れるの?」というものを捨てる前にご連絡いただければありがたいのです・・・。

私も売れると信じて全力で買わせていただきます。

そして、在庫がたまっていくのは間違いないのですがねフフフ・・・。



世の中にこんなバカが一人ぐらいいてもいいんじゃないでしょうか。  by 野比のび太







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2015年5月6日水曜日

焦りと不安

古書店として独立して、だいぶたったような気がするのだけれども、

実は前職の社長様のご厚意に甘えて、前の会社に籍を残したまま古書店を開業し、

正式に退社したのはつい最近の3月末日。

そう、実は正式に独立してまだ1か月しかたってない!

この数か月、古書店の経営について自分なりに考えながらやってきたつもり。

このブログにしたってそうだし、チラシを作ったりしたのもそう。

古書組合での仕入れにしてもそうだし、オークションサイトでの販売方法にしてもそう。

自分なりに考えた事を実践している。

しかし、その”自分なり”は正しいのだろうか。

正しい方向に向かっていればいいのだけれど、180度違う方に向かってはいないだろうか?

時々、ほんとに不安になる。

教えてくれる人はいないし、経験もない。

前にも書いたかどうか忘れてしまったけど、僕は建設業からの脱サラしてこの業界に飛び込んだ。

だから、物販の事に関しては経験など皆無なのです。

ましてや、経営の事なんて。。。

諸先輩の本を読んで勉強したとしても、その当時と今とでは状況も違うし、ましてや同じことはたぶん起こらない。・・・・たぶんネ。

経験のない業界に飛び込んだら、やはり走り出すまで時間がかかるのです。

今は、「頑張ろう!」と夜の運動場で走り出しては見たものの、真っ暗の中、おっかなびっくり様子を見ながらゆっくり走っている状態なのでしょう。

でも、ゆっくり走っている場合ではないのです。

真っ暗の中でも、「お父さんがんばって!」という声がするんですから。

ここは一つ、「フォース」を信じて突っ走ります。



やってみる、ではない。やるのだ。試しなどいらん
by マスター・ヨーダ








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2015年5月5日火曜日

昔の問題集

職業柄戦前の書籍を扱うことが良くあるのですが、落丁、水濡れ、破れ、書き込みなどのチェックは行うのだけれども、内容については案外よく見ていなかったりする。

今日、たまたま当時の小学校の問題集を検品していたので、内容についてもチェックしてみた。

チェックした書籍がこれ、


尋常3年の算術と国語 昭和5年発行

調べてみたところ、昭和5年の小学校教育はすでに6年生をとっており、現在の小学校3年生と
ほぼ同じ年齢。

そして、算数の1ページを見たのがこれ、

・・・・なんか、3年にしてはむずかしくね~かコレ。

じゃ、今の小学3年はどうなのかというと、一般的な問題がこれ、


文字通り、「桁がちがう」のです。

当時教えていたことに関して、このことだけを見て、戦前の教育が今より優れていたという風には思いませんが、

今教えていることが、当時より優れているとは必ずしも言えないんでしょうね~。

「ゆとり教育じゃなかったころは、どうだったんだろ。」つまり、昭和40年代生まれの僕らの世代。

古書市場にそれくらいの年代の物が出たら、落札していろんな年代で比べてみたい。

古本屋として、新たな興味を持たせてくれた1冊でした。




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